TOGETHER STRONGER
Royal Explorer × Together Stronger
Together Strongerは、ホテル・ロイヤル・グループで働く仲間の日常から始まる取り組みです。学び、暮らし、遊び、そして食。仕事の外にも一緒に参加し、話し、過ごす時間をつくることで、互いの生活にもう少し近づいていきます。
今年のTogether We Dineは、2026 Royal Explorerの旅を受け継ぎながら、各ホテルが自分たちの街の味を選び、みんなで囲みます。食べ慣れたものも、店や街区、祭り、土地の暮らしに置き直してみると、話したくなる背景が見えてくる。そこに一人ひとりの記憶を重ねながら、味と街の関係をたどります。
ひとつの味にも
暮らしてきた場所がある
土地の食は、何もないところから生まれるわけではありません。菓子は祭りや贈答と結びつき、市場の惣菜は近隣の人びとの生活時間に合わせて育っていく。港、農業、工業、人口の移動もまた、その街が何を食べるかを少しずつ変えてきました。
時間がたつほど、ありふれていた食べものが、その土地をいちばんよく思い出させるものになることがあります。実際に味わい、どこから来たのかを知ると、市場や老舗、祭り、街並みまでが、その味の記憶に重なっていきます。
今年は
音から街を見つめ直す
2026 Royal Explorerのテーマは《島に響く余韻》。宜蘭の北管は廟会や信仰と切り離せず、北投のナカシは温泉旅館の娯楽文化とともに育ちました。台湾語ポップスや校園民歌も、それぞれの時代の暮らしを記憶しています。音はいつも土地の日常にあり、仕事、集まり、信仰、娯楽とつながってきました。
食も、よく似た文脈のなかで形づくられます。土地の産物が素材を決め、祭りが食べ方を残し、市場や街区が日常の味を育て、人の移動が新しい習慣を運んでくる。今年、Royal Explorerが音から街を知るなら、Together We Dineは食卓から、もうひとつの土地の暮らしを見つめます。
なじみの味にも
土地の物語がある
各ホテルが選んだのは、自分たちの街の味です。身近すぎるからこそ、普段はその由来まで考えないもの。台南の菓子、宜蘭の祭りに欠かせない食、北投の温泉街とともに残ってきた食の記憶。なじみの味の背後には、長い時間をかけて形づくられた暮らしがあります。
一緒に食べる前に、土地の背景を少しだけ添える。もともと知っている味だからこそ、自分の記憶にもつながりやすくなります。よく買う店、家での食べ方、ふとその味を思い出す季節。文化は、そんな身近すぎることのなかに隠れているのかもしれません。
宜蘭では、廟会、北管、信仰、食がもともと同じ暮らしの場にありました。祭礼の供えものや菓子、みんなで囲む食事には、土地の祝い方と人づきあいが残っています。そんな背景から食を見直すと、味にも土地の暮らしがもう一層重なります。
食卓から始まる会話
長く一緒に働いていると、互いにいちばんよく知っているのは仕事の顔だったりします。故郷や旅の記憶、食の習慣は、むしろ少し気の抜けた時間にこそ話題になるもの。食卓には、そんな余白があります。なじみの味は記憶を呼び、知らない食べものは新しい会話を連れてきます。
こうした会話に、ひとつの正解は必要ありません。自分がいる街を少しだけ深く知り、同僚の記憶から別の暮らし方を聞く。それだけで十分です。Together We Dineがかしこまった発表よりも日常に近いのは、きっとそんなところにあります。
旅から戻ったあとに
Royal Explorerが街のなかへ歩いていく旅なら、Together We Dineは、仲間にとって身近な日常へ視線を戻す時間です。ひとつの土地の味を囲み、いつも通る店や食べ慣れたもの、それらが街とどうつながっているのかを、もう一度見てみます。
歩いた土地は記憶に残る。ひと口のなじみの味もまた、街を知る入口になります。