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ある言葉から始まる旅
ホテルロイヤルグループ(Hotel Royal Group)最高経営責任者 沈方正:
「 旅の価値は、どこへ行くかではなく、その土地の日常の一部になれるかどうか。大切なのは、どのように体感するかです。 」
この言葉をきっかけに、私たちは旅の意味を改めて見つめ直しました
その街を深く知るためには、より暮らしに近い過ごし方が必要かもしれません
街に溶け込む旅 Royal Explorer
島の息吹に触れる旅を
「ローカルな視点」から始まる旅の提案
観光より少しゆっくり、日常より少しアクティブに
旅人と住民、その中間の心地よさで
風の音を聞き、光を眺め、人の温もりに触れる
遠くへ行くことより、深く知ることを大切に
文化を超える物語
世界中の旅人が語る
この島に住む人は、その季節や街並み、暮らしをよく知っています
私たちは、この島の温もりがより遠くへ届くことを願っています
アジア8カ国の旅人を招き
サイクリングで島の鼓動を感じる
「Garmin Asia Ride」を開催しました。
朝の光の中で都市の目覚めを見つめ、
角を曲がるたびに広がるスカイラインに出会う。
そしてホテルロイヤルの拠点で
心温まるおもてなしに触れる。
記録された細やかな瞬間に、遠い場所での物語が重なります
島の美しさは、より広大な世界へと広がっていきます
アジアの騎士と進む
スピードよりも、サイクリングという選択
そよ風、坂道、街の匂い、そのすべてが旅の記憶となります
各都市のホテルロイヤル(Hotel Royal)に立ち寄る時間は、旅の安らぎです
街に溶け込む旅
Royal Explorer
で出会う、島の新しい表情
2024年の Garmin Asia Ride に続き、今年も Garmin Cycling Club と再び手を組みました
台湾、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、香港、ベトナム、インドネシアから12名のライダーを招待
サイクリングの途中で「街に溶け込む旅 Royal Explorer」を体験していただきました
この旅を通じて、普段とは違う島の都市の魅力を感じていただけます
ライダーたちが道中の空気や出会った人々、温かな記憶を自国へ持ち帰ることで、この島は国境を越え、新しい視点で世界に知られることになります。
旅其の一:山海を越え、朝光で都市を感じる
2025【Royal Explorer】
競る 朝光の花と香りをを
旅人はここで朝の清々しい空気を感じ、静寂から躍動へと変わる都市の姿を目にします。花の香りと色彩の中に、街の「目覚め」が自然と浮かび上がります。
台湾に到着した初日、窓には雨のしずくが残り、アジアのライダーたちは空港から「ザ プレイス台北(The Place Taipei)」へ向かいました。かつて南港は茶葉や木材の輸送拠点でしたが、近年はソフトウェアパークや展示場が集まるテクノロジーとクリエイティブの街へと進化しました。伝統的な街並みと近代建築が共存し、新旧が織りなす都市の姿が見て取れます。
チェックインを済ませると、洗練されたロビーのデザインと細やかなサービスが、長旅の疲れを優しく癒してくれます。柔らかな光に包まれた客室には穏やかな時間が流れ、窓の外には都市の層が広がります。荷物を置いた瞬間、心身が心地よい安らぎへと戻っていくのを感じます。
その後、内湖にある「台北花卉市場」を訪れました。ここは都市の花々が流通する起点であり、早朝から多くの人々で賑わいます。色とりどりの花々が並び、香りが漂う中、ライダーたちは一つひとつの花を熱心に観察していました。花市を通じて都市の目覚めを体感するのは、彼らにとって新鮮な体験となりました。
ザ プレイス台北に戻り、フラワーアレンジメントのワークショップに参加。花市で感じた色彩や記憶を形にしていきます。明るく清潔なワークスペースで花に触れることで、旅の思い出がより具体的なものとなりました。その後、客室で温かいお茶と共に過ごす静かな時間は、ホテルならではの細やかなおもてなしを感じさせます。
翌日は「ホテルロイヤル礁溪 (Hotel Royal Chiaohsi)」へと向かいます。花と市場、そして心地よい空間で過ごした初日が終わり、旅は次の章へと続いていきます。
旅其の二:霧が平野を包み、おもてなしは島の言葉
2025【Royal Explorer】
巡る 朝光の籠と田の道を
黎明前に土の鮮度が確認される、もう一つの「目覚め」。青果の到着とともに、新しい一日が始まります。
旅は宜蘭へ。山からの風は湿り気を帯び、窓の外には雲霧に包まれた山々が広がります。アジアのライダーたちは「ホテルロイヤル礁溪 (Hotel Royal Chiaohsi)」に到着し、温泉の香りに包まれながら都市の喧騒を忘れるひとときを過ごします。温泉、農業、そして市街地が響き合うこの地では、訪れる人を穏やかで真実味のある雰囲気で迎えてくれます。
地元の食材を活かしたウェルカムパーティーでは、スタッフが温かな言葉で料理を紹介します。タオルや水分補給のメッセージカードなど、細やかな心遣いが長旅の疲れを癒し、礁溪の温もりの中で心身がゆっくりと落ち着いていきます。
客室では木の質感と柔らかな照明が身体を包み込みます。窓の外の景色は、変化し続ける一幅の絵画のようです。お茶を淹れ、風の音に耳を傾ける静かな時間。旅の疲れが自然と溶け出していく。ホテルロイヤル礁溪でのリラックスは、あつらえたものではなく、自然に沸き起こるものです。
翌朝、宜蘭果菜卸売市場へ。ライダーたちは野菜の鮮度がどのように見極められるかを間近にし、宜蘭の一日が土の恵みから始まることを理解します。その後、旧市街の中心である宜蘭城隍街を散策。朝食の屋台から立ち上る湯気と店主の挨拶。小細工のない、ありのままの日常が街の目覚めを彩ります。
温熱の恵みを受ける空心菜田では、温泉水で育つ瑞々しい作物を自ら摘み取りました。昼食は「岩波庭 (Zen Garden)」で地元の野菜を。宜蘭の風土が味蕾と記憶に静かに沈殿していきます。
午後は山と海の境界、東部海岸へ。海風の香りが変わり、視界が開けます。ライダーたちは太平洋を望み、島の荒々しくも自由な一面を感じました。夕刻、「ホテルロイヤル知本 (Hotel Royal Chihpen)」に到着。山、風、そして土地の原始的な息吹が、旅を新たな章へと導きます。
旅其の三:海風が嶺を抜け、茶香る物語を綴る
2025【Royal Explorer】
摘む 朝光の芽と紅の香を
茶園は早朝に最も早く明るくなります。山風が涼しさを運び、霧が晴れると新芽が鮮やかに現れます。日光とともに香りが解き放たれ、茶園が輝く瞬間に一日の幕が開けます。
さらに南へ。山々が広がる景色の中、アジアのライダーたちは「ホテルロイヤル知本 (Hotel Royal Chihpen)」に到着しました。知本は台東の卑南渓流域に位置し、古くから温泉が湧き出る旅人の休息地として知られてきました。緩やかな生活の歩み、渓谷のせせらぎ、そして立ち上る湯気がこの地の日常の風景です。
雨が上がり、原住民族の子供たちの歌聲が聞こえてきます。太鼓の音とハーモニーが、旅に新しい活力を与えます。ここは卑南(プユマ)族の文化と深い繋がりがあり、歌や踊りは歴史を伝える大切な手段です。ライダーたちはその力強いステップに見入り、台東と卑南族の文化を身體全体で感じていました。旅はここで、全く新しい章へと進みます。
客室の大きな窓からは、山の景色と流れる雲が一望できます。温泉の湯気が立ち上り、身體を芯から温めます。長距離移動の疲れが靜かに溶けていく中、谷間を吹き抜ける風の音が靜寂な夜のBGMとなります。
翌朝、「Naruwan (那魯灣レストラン)」で朝食。地元の食材をたっぷりと使い、ライダーたちは英気を養います。続いて「碧蘿園紅烏龍茶園」へ。斜面に広がる茶畑と、谷間の涼やかな空気が心地よく迎えてくれます。
鹿野の緩やかな斜面に広がる茶園。ライダーたちは茶葉を摘み、寒暖差の中で育つ茶の生命力を感じました。口に含んだ瞬間に広がる香りは、鹿野の穏やかで明るい風土を物語っています。
台南へと向かう道中、屏東を抜け「壽峠」に到着。ここはライダーにとっての境界線であり、南迴公路の難所でもあります。長い上り坂と橫風、そして連続するカーブ。體力と精神力が試されるこの道は、旅の中で最も過酷であり、同時に達成感に満ちた區間でもあります。
旅其の四:朝光に手業が映える、古都の朝のこだわり
2025【Royal Explorer】
整う 朝光の姿と円盤をを
夜が明けると、職人がシャッターを開け、道具を整えます。ハサミの音が街の喧騒よりも先に響き渡る。ここでは、細やかで丁寧な日常から一日の「目覚め」が始まります。
台南へ向かう途中、街の空気は次第に穏やかになり、角を曲がるたびに古い赤レンガの建物が現れます。アジアのライダーたちが「ザ プレイス台南 (The Place Tainan) 」に到着すると、そこには古都ならではの重層的な文化が広がっていました。清朝時代の街割りが残り、かつての倉庫はカフェへと生まれ変わっています。バロック様式の立面や伝統的な建築が現代の建物と響き合い、百年前から続く文化の息吹を感じさせます。
館内ではスタッフがライダーたちを迎え、一人ひとりに専用のメダルが贈られました。名前と国旗が刻まれたこのメダルは、台南らしい温かなおもてなしの象徴です。ライダーたちがメダルを手にした瞬間、この古都での旅は新たな一歩を踏み出しました。
展示フロアでは「生活の奇妙な比率」をテーマに、日常を新たな視点で見つめ直すアートが広がります。見慣れた事物がユーモアを交えて再構築され、平凡な景色が全く別の表情を見せます。ライダーたちは、アートの言語を通じてこの街の精神を深く理解していきます。
作品の前で足を止め、再構築された事物の不思議さについて語り合うライダーたち。それは旅の途中で感じる「非日常」に似ています。この展示の軽妙な遊び心は、都市の日常を新しい形に並べ替える楽しさを教えてくれます。
続いて「華谷理容院」を訪れました。ライダーたちは木の棚やヴィンテージの椅子に惹きつけられ、まるで時間を切り取ったような空間に魅了されました。職人から台南の理容文化の歴史を聞き、理容院がこの街の生活の根幹であったことを学びます。
「東來理容院」での体験。温かいタオルの温もり、バリカンの音。ライダーたちは椅子が倒される瞬間に目を閉じ、至福のひとときを過ごしました。職人の繊細な技術に感動し、旅の中で最も意外で心安らぐ瞬間となったようです。
最後は「文鼎留声博物館」へ。蓄音機のターンテーブルがゆっくりと回り、懐かしい音が時間を呼び覚まします。レコードの響き、木箱の質感、針が落ちる瞬間。日常がまた別の形で鮮やかに蘇ります。
台南を離れると、景色は古い路地から広大な農地へと移り変わります。ライダーたちは、南から中央へと変化していく都市の表情を感じながら、次なる旅路へと進んでいきます。
旅其の五:整う街並みの中で、手紙から始まる朝
2025【Royal Explorer】
届く 朝光の文と任務を
早朝、郵便局員たちは仕分けやスキャン、パッキングに没頭し、手紙や小包を順次送り出します。都市の目覚めは、こうした静かで不可欠なプロセスによって支えられています。
北へ進むにつれ、景色は台南の平原から広大な田園地帯へと変化します。「ザ プレイス台中(The Place Taichung)」に到着すると、南部の温かみとは異なる、台中の明るく洗練された都市の空気を感じます。
ホテルの外観は台中の重層的な都市構造を幾何学的なラインで表現しています。館内の「ZEBRA」で一息つき、窓の外に広がる緑園道の光の変化を眺めながら、旅は再び穏やかな時間を取り戻します。
客室は白を基調としたミニマルなデザイン。夜が深まるにつれ、窓の外には台中の夜景が広がります。ライダーたちは美術館前の夜景を眺めながら、これまでの道のりを静かに振り返ります。
翌朝、郵便局を訪れると、都市の正確なロジスティクスを目の当たりにします。ライダーたちは、静かに、そして着実に一日の始まりを形作るプロの現場に感銘を受けました。
華やかさはありませんが、都市の基盤がどのように動き出すかを肌で感じることができます。ライダーたちは、ここから発送される郵便物とともに、都市の新しい一日が始まる様子を見つめていました。
「審計新村」の古民家を再生した「Come True Coffee」で休息。歴史ある空間に新しい価値を吹き込む人々の熱意に触れながら、ライダーたちは旅の記録を刻みました。
さらに北へ。景色は街並みから開放的な田園へと移り変わります。ライダーたちは、都市と自然が共生する北部の輪廓を感じながら、力強くペダルを漕ぎ進めます。
旅其の六:客家の新埔市場、豆乳の香りが朝を呼ぶ
2025【Royal Explorer】
探る 朝光の水と甘みを
市場の傍らにある古井戸は、今は使われていませんが、客家コミュニティの生活の記憶を留める場所です。かつて人々が水を汲み、洗濯をし、情報を交換した、町で最も早くから人が集まる場所でした。
「ホテルロイヤル新竹 (Hotel Royal Hsinchu)」に到着すると、ハイテク産業の街としての顔と、客家文化が息づく伝統的な顔が共存する、新竹ならではの魅力を感じます。
雨の中の走行で冷えた身体を、ホテルの温かい飲み物と落ち着いた空間が優しく迎えてくれます。洗練されたロビーの雰囲気は、旅人に「お疲れ様」という街の歓迎を伝えているかのようです。
客室はグレーを基調とした木の温もりを感じるデザイン。窓の外の近代的な街並みとは対照的な静寂が、ライダーたちに心からの安らぎを与えてくれます。
翌朝、Le Caféでの朝食は一日の活力を与えてくれます。ライダーたちは新鮮な料理を楽しみながら、穏やかな朝のひとときを共有しました。
新埔市場へ向かうと、街の空気はさらに素朴で伝統的なものへと変わります。手作りの豆腐や地元の食材が並ぶ市場は、町の日常を鮮やかに描き出しています。
古井戸の文化を学び、柿渋染めのワークショップでオリジナルの小銭入れを作りました。山あいの町の香りとともに、旅の思い出が形になります。
旅はいよいよ終盤、台北へと向かいます。霧雨の中、都市の輪郭が近づくのを感じながら、ライダーたちは一歩ずつ歩みを進めます。
旅其の七:路地の灯が灯り、台北の夜が自由に開く
2025【Royal Explorer】
繋ぐ 朝光の街と合図を
ロイヤルインはこのエリアの中心に位置し、路地裏の散策や交通の便に優れています。館内は木を基調としたシンプルなデザインで、都会の喧騒から離れて心安らぐひとときを提供します。
旅の最終目的地。中山区の街角は昼間は清々しく、夜の条通は人々の声と光が交差します。「ロイヤルイン台北林森 (Royal Inn Linsen)」は、旧市街の情緒と都会の鼓動の間に静かに佇む、旅人のための休息の場所です。
客室の柔らかな光と木の質感は、旅の疲れを優しく受け止めます。都会の喧騒を忘れ、心身を落ち着かせる穏やかな時間。旅の終わりにふさわしい、静かな安らぎがここにあります。明日はそれぞれの国へと帰るライダーたち。林森会館でのひとときは、この島での記憶を鮮明に、そして静かに整理するための大切な時間となりました。
翌朝の朝食が、この旅の締めくくりです。明るいレストランでコーヒーの香りに包まれ、ライダーたちはこれまでの旅の断片を語り合いました。窓の外で街がゆっくりと目覚める中、彼らもまた、心に刻まれた思い出と共に、日常へと戻る準備を整えていました。
【 旅の終わり、そして始まり… 】
旅の形は一つではない。それは、いかに街と語らうかにある。
2025年、ホテルロイヤルグループ(Hotel Royal Group)はGarmin Cycling Clubと共に、特別な「街に溶け込む旅(Royal Explorer)」を開催しました。「Garmin Asia Ride」と名付けられたこのプロジェクトでは、アジア各地から集まったライダーたちが二輪で台湾の日常を深く体験しました。旅人と住民の境界線に立つような独自の視点で、遠くへ行くことよりも深く知ることを大切にし、この島の息吹を丁寧に読み解きました。
「街に溶け込む旅 (Royal Explorer) 」の醍醐味は、その土地の日常の風景の一部になることです。「半ば住民」のような感覚で、都市の朝へ。台北の花市で漂う草花の香り、台中英才郵便局で響く作業の音。観光地ではない場所にある、ありのままの島がそこにはありました。
そしてホテルロイヤルは、旅の途中で心地よい「休息」を提供しました。静かな空間と温かなおもてなしで、移動の疲れを優しく受け止めます。旅人はここで思考を整え、心身を癒し、次なる景色へと向かう準備を整えました。
旅は終わりを迎えましたが、物語は始まったばかりです。アジアのライダーたちは台湾の細やかなもてなしと、朝の光に満ちた空気を自国へと持ち帰ります。この国境を越えたサイクリングを通じて、島の日常は彼らの心の中に静かに刻まれました。

